第7回:吸音材によって音が変わる?[前編]

前回はバックロードホーンを取り上げたので、今回はバスレフそれとも密閉式についての話題かな?

バスレフ方式は「オントモ・ヴィレッジ」でも扱っているので、ちょっとだけ知ってますよ! バスレフは「bass reflex」のことですね! あれ、もしかして「一眼レフ」の“レフ”と「バスレフ」の“レフ”は同じ意味ですか?

正解! 一眼レフは英語で「Single-lens reflex camera」と言いますが、「reflex」は「反射」という意味がありますよね。あとで解説しますが、バスレフは音の「反射」が関係しており、カメラは光の「反射」が関係しているわけです。前回は「?」がたくさん付いていましたが、今回は冴えてますね。よく“レフ”という言葉に気が付きました!

やったー! 褒められた〜! もうひとつ気付いちゃいましたよ、「トカレフ」の“レフ”も実は同じ……

全然違いますよ! すぐ調子に乗るんだから!!

むむむー! 怒られた〜! ところで、聴きたかったのがバスレフ吸音材のことなんです。「オントモ・ヴィレッジ」で販売しているバックロードホーン・キットの内容を見ると、吸音材が極端に少ないんですよね。バスレフ型吸音材が大体2〜3面ぶんが入っているのですが……もしやケチっているとか!? この差って何なんでしょうか?

8cmバックロードホーン・キットは、吸音材が1本1枚だけ付属。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


第6回:バックロードホーンは、なぜ市販スピーカーにないの?

そろそろ8月も終盤ですね。みなさんも今年の夏のスピーカー工作はもう完成されたでしょうか? ……あれ? たかゆきさん、なんだか今日は不機嫌そうですね。

ゴンさん、聞いてください! 世の中間違ってるよ!

なんだか今回はいつになく不穏ですね。どうしましたか!? 

お盆の休みの間に、大型量販店やオーディオ専門店をまわって、いろんなものを見てきたんです。

おおっ、そうだったんですね! どうでした?

 

 

 

 


第5回:工作に便利な工具を教えてください!

毎日暑いですね〜。そろそろ夏休みの子どもたちは自由研究に取り組まなくちゃ、あるいは、もう既に始めてるよ〜! という子も多いのではないでしょうか……って、もう講義が始まってますよ! 何を食べてるんですか!!  

あ、これですか? 「チップスター」です。おなかすいたので買ってきました……ゴンさんもいかがです?

あ、そりゃどうも。夏の「チップスター」には個人的に思い出がありましてね、実は小学校の自由研究に「チップスター」の円筒形容器エンクロージュアにした密閉型スピーカーを作ったんですよ。今でこそ地球に優しいオール紙製容器ですが、発売当時から1992年までは底部が金属製で強度があって、ここにターミナルを固定。ユニットはφ70mmが最適で、foを下げるためにコーキング剤を……

いきなり話題がマニアックですよ!

ちなみに「プリングス」ならφ75mmのユニットまで取り付けられますよ。

ゴンさんのマニア話、このポテチのように止まらないですねえ! さてさて、そんなわけで今回は、スピーカーユニットの相棒とも言うべき、スピーカー・キットの工作についてお伺いしたいと思います。

はい! 突然ですが、ここで問題です。スピーカー・キットを組み立てるのに欠かせないものは何だと思いますか?

 

 

 

 

 

 


第4回:夏休みにスピーカーを工作してみたい!……ですが、スピーカーのスペックもわかりません。

スピーカー・ユニットのスペックに入っている用語と数字について教えてください。ただし、文系人間で数字がとても苦手。数字が出てくると眠くなります。逃げ出したくなります。8:00ちょうどに大月駅(山梨県)を出る東京行きの「あずさ2号」で旅立ちたくなります。だから、なるべくお手柔らかにお願いします!

電車の号数や時刻なんかはすらすら出てくるのに……本当に数字が苦手なんですか? では、なるべくやさしく解説をしたいと思います。まずは形式出力音圧レベル(dB)入力インピーダンス(Ω)許容入力(W)周波数特性(Hz)。それから、f0Q0m0ですか? それはスピーカーを自作する人に必要な数字となりますので、がんばってついてきてくださいね。

ああ……。スピーカー・キットを選ぶときにスペックを見て固まった記憶のある、なんか見たことあるけど難しくてよくわからない言葉たちですね。でも、がんばってみます!

まず、簡単なところから、形式はダイナミック型とかドーム型などのユニットの方式が書いてあります。これは前回話しましたね。

次の出力音圧レベルは対数のdB(デシベル)で表記し、数字が大きいほど高能率、非力なアンプでも大音量を出せます。電力比では3dBで2倍、20dBで100倍の違いになります。

出力音圧レベルは、1ワット(W)の電力が与えられたときの、スピーカーから1m離れた地点の音圧(音の大きさ)

えっと……。つまり、スピーカーは能率は高いほどいいということでしょうか。dBはアンプのボリュームに書いてある数字ですね。デシベルって、少しの数字の違いで、そんなに電力に差があるんですね。

 

 

 

 

 

 


第3回:スピーカーは、どういう仕組みで音が出るの?

今回はスピーカーのしくみ編ですね。ろみーさんよりオーディオに詳しそうな、たかゆきさんが登場します。しかし、ジェネレーションギャップは埋まりそうにありません。  

ジェネレーションギャップだなんて〜、冗談はヨシコさん! 気持ちは若いつもりですが、昭和のギャグと電車が好きな たかゆき(自己紹介はこちら) です。よろしくお願いします! オーディオは「詳しい」なんて言ったら本当に詳しい人から怒られてしまうようなレベルですよー。でも今回はせっかくの機会なので、ゴンさんにキホンのキから勉強させてもらうつもりで色々聞かせてもらいますね。では早速。……スピーカーって、そもそもどうして音が出るんですか?

今回もいきなり本質を突いた質問ですね。音は空気の粗密波なので空気を押してやれば音になります。たとえば、手を叩くとか。

ソミツハ? 粗いところと密なところが波になると、音として聞こえるのですか?

はい。押したり引いたりすると空気が振動して音が伝わります。音波と言うように波のような性質もあり、この波の大きさが音量、波が1秒間にどれぐらいの間隔で来るかで音の高低が決まります。ゆったりした波は低音小刻みに来る波は高音になります。

 

楽器は空気を振動させることで音を出していますよね。スピーカーもこれと同じ仕組みと考えていいのでしょうか?

 

 

 

 


第2回:オーディオ用語がよくわかりません。

ろみー:前回、音場感って言葉が出てきたのですが、意味がよくわかりません。えーっと、この「Stereo」誌にも、音場感、音像、定位、音色、音質、ダイナミックレンジ、S/N感、ハイスピード……など登場しますが、どんな音を意味しているのでしょうか。

 

オーディオ機器の評価によく出てくる用語

ゴン川野音場とは、音楽が聴こえてくる空間のことです。まず、ボーカルとか楽器の音が、その場所に楽器があるかのように再生される様を音像と呼びます。

えっ。楽器の音は、スピーカー・ユニットから聴こえるんじゃないんですか?

 

スピーカーユニット。

オーディオの世界では、スピーカー・ユニットから音が聴こえないほうがいいとされています。理想は、2本のスピーカーの存在が消えて、眼前にオーケストラが出現。本物のオケの楽器の配置と距離感で音が出ることです。 

えー! そんなバーチャルな体験が自宅でできるのですか?

オーケストラが目の前で演奏しているかのように再現。

その理想を実現するために、マニアは没頭しているのですよ。次に、楽器の音像の位置を音像定位と言います。音像定位がいいとか悪いとか言うのは、再生されている楽器の大きさ、形状、前後左右の位置が正しいかどうかで判断しています。

ステレオだからセンターだけでなく、左右にも音が定位できるんですね。でも、奥行き方向とか高さ方向は無理っぽい気がしますけど……。

いえいえ、音場感を追求すると、左右の音の広がりだけでなく、前後、そして高さ方向まで再現できます。一般的に音場は、左右のスピーカーの間に生まれます。条件によってはスピーカーの外側まで音場が広がることがあり、これは広々とした音場になります。

そうすると、ウチみたいに部屋が狭い場合はどうなっちゃうのでしょう?

 

 

 

 


第1回:いい音って、どんな音?

JUGEMテーマ:オーディオ

 

今回から始まった「オーディオなぜなに事典」の回答者のゴン川野です。オーディオに興味を持ったのは小学生の頃、アナログレコードとカセットテープの時代でした。オーディオライターになってからCDプレーヤーの誕生に立ち会い、DAT、MD、SACD、そしてハイレゾと、オーディオの進化と共に歩んできました。思い起こせば、新宿西口地下広場でのフォーク......(以下40行略)

(自己紹介はこちら)

 

 

 

先生役のオーディオ&音楽ライターゴン川野さん。
ハイレゾレコパル」や「@DIME」のPCオーディオデジカメの連載(小学館)、
月刊「ステレオ」(音楽之友社)などで執筆を行なう。

 

ろみーです。私、この会社に入るまで(自己紹介はこちら)、オーディオのこととか、まったく考えたことがなくて、最近になってようやくコンポを揃えたんです。量販店に行っても、売り場のどこへ行けばいいかわからなくて、オーディオ、ステレオ、スピーカー、コンポという単語の違いすらわかりません。

それは大変でしたね。オーディオ(audio)とは「耳に聴こえる音」という意味ですが、それが転じて音楽再生するために関連する機器のことを指すようになりました。オーディオ機器、オーディオシステムを省略してオーディオと呼んでいます。ステレオ(stereo)も同じ意味で使われることが多いですね。

オーディオは、全部ステレオじゃないのですか? 雑誌の「ステレオ」はずいぶん直球な名前だな、と思っていました。

 

月刊「ステレオ」(音楽之友社)

1963年創刊の「ステレオ」誌

LPレコード以前に、SPレコードが音楽の記録再生に使われていましたが、これはすべてモノラル録音でした。LPレコードでようやくステレオ録音が実用的になり、差別化のためにステレオがキーワードになりました。昔は、タクシーに冷房車、映画館に総天然色、洗濯機に全自動と書いてあると、人目をひいたのです。今で言えば、ハイレゾステッカーみたいなものですね。

 

ハイレゾマーク

ハイレゾのマーク

昭和時代の話はよくわからないんですけど……モノラルに対するステレオだったのですね。ブランド品のロゴみたいなものですね。よくわからないデザインでも有名ブランドのロゴが付いていれば、みんなも納得みたいな!

 

 

 

 

 

 


メンバー紹介

「オーディオなぜなに事典」の登場メンバーをご紹介します。

 

 

先生:ゴン川野

 

 

新宿西口地下広場フォークゲリラのことはTVニュースでしか見ていなかったが、大阪万博、サンヨー館の人間洗濯機のビキニのお姉さんのことはよく覚えている。高度成長期、バブル崩壊を経て、今もなおオーディオにこだわり続けるメカ好きライター。SONY「スカイセンサー5500」でオーディオに目覚め、Apogee『Duetta Signature』というオールリボン型の平面スピーカーをこよなく愛する。ちなみにヘッドホンも平面駆動好き。最近、Sonoma「Model One」を導入した。夢は二重防音扉のリスニングルームを持つこと。

 

 

 

生徒:ろみー

 

 

そろそろとんこつラーメンがしんどいお年頃の九州娘。クラシック大好き!で生きてきたが、最近はなぜかアニソンに傾倒。りっぱなヲタクに育ちつつある。オーディオの世界はさっぱりだったが、最近は「俄然興味がわいてきた!」とかなんとかつぶやきながら、あくせく勉強している。夢はギリシャでオリーブ農園を持つこと。

 

 

 

生徒:たかゆき

 

 

オンラインショップ担当。もうすぐ40歳。夏が近づくとバリの民族音楽を聴きたくなる。いい音楽をできるだけいい音で聴くことは人生を豊かにするので、ひとりでも多くの人に音楽やオーディオの魅力を伝えてゆきたい!しかしながら、この世界は答えのない深い迷いの森のよう。及ばずながらそんな世界の水先案内人となるべく、目下勉強中。…なんて言いつつ、いつになったら一人前になるのやら。


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