第20回:ノイズの種類と対策を教えて!〜マイ電柱とまでは言わないが、もっとお手軽なものはないんですか編〜

今回は引き続き、汚れとくすみの話題です。

私も「APS-DR000T」を入手しましたよー。早速使ってみましたが、まったくシールドされていないラズパイオーディオに使うと効果的でした。空きポートに挿すだけでいいんです。USB/HDDを接続しても効果がありましたよ。

 

DR000T

「APS-DR000T」が付録として付いてくる Stereo編 ONTOMO MOOK「きっと欲しくなる!極上の音質改善機器 for All Sound Gear」。既に売り切れ続出中。早めの入手をお勧めします。

 

DRESSING

ラズパイ3+DACボードに使うとS/N感が向上して、ザラザラした音がなめらかになった。

DRESSINGの話題でひっぱりますね。確かにラズパイは、音源がUSBメモリーというケースが多いので、効果ありそうですけどね。

 

 

 

 

 

シールドされたケースに入れたラズパイでも試しましたが、その場合も音質改善効果はありましたよ。

それで、今回はマイ電柱でしょうか? やはり電源は元からクリーンにしないとダメですよね!

そんなにマイ電柱が気になるなら、たかゆきさんがマイホームを建てたときに導入してくださいよ! お店は私が紹介しますから。トランスは好きな色に塗れるようなので、派手な赤とかどうですか? 自宅を説明するときもわかりやすいですよ。

やってみたいですよねー! オーディオマニアの究極の浪漫じゃないですか? トランスの色は、赤もいいけど京浜東北線の色が好きだから「スカイブルー」にしてみようかな。このブログが爆発的に話題となって、TVとかで紹介されて、書籍化なんかされて、印税ががっぽがっぽ入ったら実現するでしょうか(笑)。

じゃあ、私は山手線の「ウグイス色」かな? いつごろ実現しますかね?

う〜ん……。まだまだ先の話になりそうだなあ……。やっぱり、まずはお手軽にノイズ対策したいです。

では、電源からも混入する高周波ノイズに注目してみましょう。高調波ノイズはデジタル回路からも発生しています。というか、デジタル回路は高周波を使って信号のやりとりをしているので、これを抑え込むのは困難です。デジタル回路自体はノイズの影響を受けにくいのですが。

ちょっと、ちょっと! さりげなく専門用語が出てきてますよね。「高周波ノイズ」とか「高調波ノイズ」って何なんですか! 似たような漢字だから、流し読みしてたら同じ言葉かと思ってスルーしてしまいそうですよ!

ああ、そうですよね。ついつい……。これは技術分野の用語になってしまうのですが、「高調波」という言葉は“harmonic”の日本語訳で、「高調波ノイズ」とは簡単に言うと高音部分で発生する歪みが原因となるノイズです。

 

それに対して「高周波」は電磁波障害をもたらす周波数帯域で問題になるノイズのことで、電源ラインなどから入り込んでくるやっかいなものです。ラジオノイズと言われていて、この場合のラジオとはAM放送・FM放送のラジオとはちょっと違って、「放射する」という意味で使われています。

 

話すと長くなるし難しくなるので、非常におおざっぱに説明するなら「電源から入ってくるノイズ」と思っておけばよいかと思います。

うへぇ……。一文字しか違わないのに、別物なんですね。

ええ、似て非なるものです。これは知らなくてもいいかと思いますが、アナログ回路とデジタル回路を同居させずになるべく分けるのは、実はそこから来ているんです。

ノイズの原因になるからなんですね。

はい。これは本当にやっかいな問題なんです。まあ、高周波だけならフィルターでカットする方法がありますけれども。

フィルターを入れると音色が変わったり情報量が減ったりするような悪影響があるって、どこかで聞いたことがありますよ。

そうですね、以前はそんなこともありましたが、現在では音質重視のタイプが多く、悪影響ではなく音質改善効果を目指している製品が多いですね。

 

それで、フィルターは大きく分けて電気的な信号を通すアクティブタイプと、信号を通さないパッシブタイプがあります。

名前だけ見ると、なんとなくアクティブタイプのほうが効果ありそうですね!

完全にイメージですね。そうとも限らないんですよ。電源事情は各家庭で異なるので、いろいろな場所で聴きながら試してみないと何とも言えません。ただし、一般的にアクティブタイプのほうが高価で、音質の変化も大きいという傾向はあります。

えっ、高価なんだ……。では、お手軽に試すならパッシブタイプからでしょうか。

試すならパッシブタイプからがいいでしょうね。それではまずパッシブタイプ代表として、お手軽で悪影響がないと評判のアモルメットコアを試してみましょうか。

アモルメットコアは、オントモ・ヴィレッジのオンラインショップからも購入できます。

サイズがいろいろありますね。それとNSTNSシリーズの2つに分かれていますね。今回はより高性能なNSシリーズを使って試聴してみましょう。リング状のアモルメットコアをスピーカーケーブルやラインケーブルに通すだけと使い方もカンタンで助かります。

直径が大きくなるほど高価になるので、なるべく小口径で済ませたいですね。

アモルメットコアはトロイダル(ドーナツ型)コアとして効果を発揮するので原理的に考えても、ケーブルとコアの間隔は狭いほうがいいはずです。

 

アモルメット

今回使ったのは「NS-285/2個ペア」16,848円(税込)と「NS-295/2個ペア」16,848円(税込)の2種類。

ウチのスピーカーケーブルは細いので、もっと小口径タイプで大丈夫だと思います。でも端子が太くて線が細いケーブルは不利ですね。

テーブルタップ電源ケーブルに使おうとするとプラグの分解が必要になり、ちょっと敷居が高くなりますね。コアが分離合体型なら便利なんですけどねえ。

通せるところから試してみましょう!

いろんなところに通した結果、効果があった順位を発表します。

 

1位 USBケーブル

2位 スピーカーケーブル

3位 RCAラインケーブル

 

真空管アンプよりもトランジスタアンプのほうが、効果が実感できます。また、スピーカーはフルレンジよりもマルチWayで情報量の多いモノのほうがわかりやすいですね。S/N感が向上して、細かい音が聴こえてくるという効果があります。

悪影響はないのでしょうか?

特にありませんね。透明感のある音です。バランスが変わったり、音色が変化したりする印象はありませんでした。

NS-115/2個ペアなら2,160円かあ〜。これはいいなあ。ちょっと自分も自宅で試してみたくなりました。

スピーカーケーブルの場合はプラスとマイナスのケーブルを両方通してくださいね。ラインケーブルの場合はどこに入れても構わないそうです。

 

アモルメット

スピーカーケーブルはプラスとマイナスをまとめて使う。スピーカー側よりもアンプ側に付けたほうが効果があった。

アモルメット

ラインケーブルはどの位置に付けてもいい。これは撮影用で実際はもっとケーブル側に通している。

マイ電柱は無理でも、マイコアならすぐに実践できそうだ!


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