第27回:聞けないよ、今さらXLRケーブルのこと。どこに接続するのかも分かりません
前回はXLRケーブルの特徴と役割について学びました。まさかノイズが関係しているなんて思いもしませんでしたね。
そうですね。ノイズを打ち消すだけのために、本当に大変なことをやっているというわけです。でも、この仕組みのために逆相信号を作って増幅する必要があり、これがプリアンプであれば、Lでホットとコールド、Rでホットとコールドの合計4ch分のアンプが必要になります。バランス対応機器はアンバランスの機器に比べて2倍の回路が必要になるわけです。
だからバランス伝送対応DAP(デジタルオーディオプレーヤー)って、高額で厚みもあって重たいんですね。
- 2018.03.25 Sunday
- オーディオ「なぜなに事典」